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<猫の引越し①>自動車・交通機関を使って引越すときに注意すること

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こんにちは。最近やっと夫の実家の猫と仲良くなれましたあかねです。

さて猫はナイーブな子が多いようです。住み慣れた部屋でも、家具を変えたりするだけで落ち着かなくなります。実家の猫も椅子のカバーを変えたら、椅子に座らなくなってしまいました。住環境の変化は、人間を前向きな気持ちにさせてくれますが、猫は不安を感じているんですね。とくに引越しなどの環境変化は猫にとってはストレスを与えてしまうので、少しでも安心できる引越しをさせてあげましょう!

目次▼

❶猫の引越し前にやっておくことは?

❷猫を車で引越しするときに気をつけること

❸猫を交通機関で引越すときに気をつけること

 

〜ペットに関するおすすめの記事〜

<犬の引越し①>自動車・交通機関を使って引越しするときに注意すること

<犬の引越し②>畜犬登録忘れずに!引越しに伴う登録変更手続きは?

 

❶猫を引越しする前にやっておくことは?

 

においがついている馴染みの物は、捨てないでね

1.動物病院で、いままでの病歴などの記録をもらう

遠くに引越すのであれば、かかりつけの動物病院が変わることも。事前に動物病院にいって引越すことを伝え、今まで受けた予防接種や病歴などの記録をもらっておこう。(ほかの病院に行ったときに引き継ぐため)また乗り物が苦手な猫の場合は、獣医さんに相談した上で酔い止めを処方してもらう。

2.引越し先の動物病院を探す

引越してから環境の変化に馴染めず体調不良になる猫もいる。事前に引越し先の動物病院を探しておくと安心だ。引越し前の動物病院で紹介してもらうのも手だ。

3.家具や猫グッズは捨てない

引越しするとき古いものは捨てていきたいと思うけど、なるべく家具を買い換えるのは、猫が新居に慣れてからにしよう。とくに猫トイレや猫の隠れ家などは捨てないように!新居に前から使っているものがあったり自分の臭いがするものがあるだけで猫は落ち着く。

4.首輪や迷子札を事前に用意しておこう

引越しの道中や、新居先で猫が興奮して脱走する可能性も。名前と電話番号が入った迷子札などはネットでも手に入る。

5.前日や当日のトイレ(使用済みの猫砂は捨てない)は新居に持っていく

新居で使用済の砂を混ぜた猫トイレを設置すると、匂いでトイレの場所を認識できる。

 

次ページ ▶︎ | 猫を車で引越しするときに気をつけること

❷猫を車で引越しするときに気をつけること

 

飼い主がそばにいて一緒に移動でき、猫の様子に合わせて休みながら移動できる車での引越しは、猫にとって比較的安心できる移動手段。車での移動を猫が快適に過ごせるようにこんなところに気をつけよう!

 

運転中に気をつけることは?

・猫のペースに合わせてまめに休憩をとる。

・必ずキャリーバッグやケージに入れておく。

激しく鳴いても運転中はキャリーバッグの外に出さないようにしよう。興奮して運転席の足元に潜ると危険。

・車の窓は閉める。

開けても数センチ程度にして、猫が絶対に車外へ飛び出さないように気をつける。

 

 

事前に車に慣れておきたいんだけど・・・。

 

車に慣れさせておくには?

・引越し前から、猫が車内にいる時間を作る。少しずつ時間を長くしていて車内でおとなしくできたら、ご褒美をあげよう

・猫が普段から気に入っているニオイ付きの毛布やベッドを車内に置いてあげて車が怖くないと思える環境を作ろう。

 

車酔いを防ぐには?

猫はバランス感覚に優れていて三半規管も強いため比較的酔いにくい。ただなかには車酔いしてしまう猫もいるので、苦手な子には酔い止めを。また食事直後やひどい空腹時の出発は避けよう。

 

 

 

次ページ ▶︎ | 猫を交通機関で引越すときに気をつけること 

❸猫を交通機関で引越すときに気をつけること

 

 

1.電車やバスを利用する場合は?

電車やバスに乗るときは必ずケースに入れて手荷物として移動する。

ちなみにJRでは手回り品として、猫1匹280円で乗車可能。

 

JRでペットを持ち込み乗車する場合

一辺の長さが70cm以内で、たて・よこ・高さの合計が90cm程度のケースに入れたもの。猫を入れた状態で重さが10kg以内。手回り品料金は、1個につき280円かかる。駅の改札口で荷物を見せて、普通手回り品切符を購入すること。

 

2.飛行機で移動する場合

日本の国内線は、猫の機内持ち込みは禁止されているため手荷物として預ける必要がある。硬いプラスチックや金属などの頑丈で屋根がついたケージが必要。またケージに車輪がついているものは外すか車輪を固定できるものを用意して動かないようにすること。

※短頭の猫(ヒマラヤン・バーミーズ・エキゾチック・ペルシャ)は、気温や気圧の変化に敏感。最悪の場合、呼吸困難を引き起こす可能性もあるので飛行機は避けるか、必ず獣医さんに相談しよう。

 

 

飛行機で移動する場合に気をつけること

・運んでいる最中でケージが壊れないように頑丈なものにすること。

・クッション性があるためケージには敷物を入れる。

・夏場は保冷剤やクールマットを敷いたり、暑さ対策をしよう。冬場は毛布やカイロなで寒さ対策も行おう。

・猫が自分で水分補給できるように給水対策もできると安心。

 

 

いかがでしたでしょうか?もしペットを自分で運ぶのが不安なときは、「ペットの輸送専門業者」にペットの引越しを依頼するのも安心です。ペット専門なので、ペットへの配慮やサービスも行き届いています。ペット専門の引越し業者の紹介は、下記ページでも紹介しています!

<犬の引越し①>自動車・交通機関を使って引越しするときに注意すること

 

(絵・文/ながれだあかね)

 

 
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この記事を書いた人

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